2007年10月10日

COJBジュニアユース遠征in時の栖

報告者/COJBジュニアユース コーチ:平野

【新羽駅集合】
平成19年8月9日よりCOJBジュニアユースの初となる国内遠征を実施。
2泊3日と短い期間ではあるが、U13の大会に出場し、様々な経験を積んでもらう事が遠征の目的でもある。
数人、怪我をしている選手もいたが、今日までに欠席の連絡がなく、少ないながらもジュニアユースの選手(U13)+小学生2名が参加。
午前7時45分に横浜市営地下鉄「新羽駅」に集合予定だったが、やはり遅刻して来る選手がいた。お調子者のSである。なんでも、家を予定通りに出発したが忘れ物があり、取りに帰って遅れたとのこと。彼らしい遅刻だ。
「遅刻します」と電話があったが、「まずは遅れる事を謝罪しなさい」と遠征出発前から私に注意をされていた。遠征の間、何度コーチ陣から注意を受けるか楽しみだ。(笑)
1名の遅刻者がいたが、14名の選手と3人のコーチ陣にて遠征地に向かった。

【車中】
車中では今回の遠征の目的を改めて選手達に確認し、遠征の目的を選手達に確認した。選手達の意見は全員一致で「カンぺオン!(優勝)」だ。
試合結果がどうあれ、COJBジュニアユースが発足して4ヶ月。どんなサッカーをしてくれ、どこまでの結果が出せるのか非常に楽しみ。
今回の遠征でのカピトン(キャプテン)は立候補によりWに決定。サブはFとS。
移動はマイクロバスで、時間は2時間程で現地に到着。大きな渋滞にはまる事もなく、順調に遠征地まで到着する事ができた。いよいよ戦いの始まりである!

【現地到着】
現地には予定よりも早く到着し、一番乗りだった。大会主催者もまだ別の会場準備を行っており、本部にはいない状況だった。荷物をまとめ、しばし休憩。リラックスモードで自由に行動していたが、子供のようにはしゃぐ選手がいなかった面が見れ、成長が伺えた。
また、この遠征に参加した小学生2名のうち、ジュニアユースの選手とほとんど面識のない子も、年上の選手達と会話しながら笑顔を見せる場面もあり、コミュニケーションが徐々に取れている様子であった。

【待ち時間〜アップ終了まで】
徐々に会場には参加チームの関係者や選手達が集まり始め、賑わいを見せてきた。主催者の方々も到着し、無事に大会参加、宿泊等の手続きを済ませる事ができた。COJBの選手達も主催者の方と挨拶をかわし、次々に来る参加チームの方々とも挨拶をお互いにしていた。決して特別な事でなく、当たり前の事だが、どこのチームの選手達もしっかりと挨拶をしてくれた。ただ、相手の顔を見て挨拶をしっかりしている選手はCOJBの選手達も含めてあまりいなかったように感じた。

着替えを済ませ、試合前のミーティングを行なった後、アップ用のグランドで体を動かし、いざキックオフと思ったらまだ前の団体がグランドで試合を行なっている始末。予定時刻を過ぎても試合が終わらず、30分以上キックオフが遅れるといハプニングが起きたが、こういった大会にはつきもの。なんとか気持ち、モチベーションを維持させておきたかったが、中学生といってもまだまだ子供。アップ後の表情から少し力が抜けている様子の選手もいた。

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【第1試合キックオフ】
突然のハプニングもあったが、午後1時にキックオフ。対戦相手は同じ神奈川県内のFC湘南ジュニアユースAチーム。
U−13の大会だが、相手の体はCOJBの選手達よりも全体的に大きい。体つきもしっかりとした子が多く、U−14、15の選手といっても通用する程。対してCOJBの選手達は小粒揃いだ。中には小学生の選手もいる状況。

キックオフ直後から攻め込まれ、ゲームをほとんど支配されてしまっていた。なんとかCOJBのWに攻撃を託すも、ボールを受ける位置がハーフライン付近となってしまい、ドリブルでけしかけるには距離がかなりある為、中々攻撃の形を作れない。サイドの選手もどんどん中に入ってきてしまう状況で、相手に取っては非常に守りやすい試合展開だったのではないかと思う。
結局、COJBが打ったシュートはほんの2、3本。しかも遠目からのシュートだったので、得点をする事なく、0−7という大敗を喫してしまった。
同学年の相手にここまでの点差をつけられるという予想は全くしていなかった。7点のうち、2、3点は足の速い子に中盤付近からドリブルでけしかけられ、やられてしまった。

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COJBのTはイエローカードを2枚もらってしまい、1人少ない状況での試合展開となった事も運が悪かった。Tは中盤で体を張ったプレーを得意とし、気持ちの入ったディフェンスを毎回見せてくれていたので、彼が退場させられたのは非常に痛かった。
また、攻撃のリズムをほとんど作る事が出来なかったのも敗因のひとつ。サイドは絞りっぱなしで、容易にボールを奪われていた。

ここまで差をつけられるとは全く予想していなかったが、Uー15の試合と同じように、足の速さ、体の大きさ等の身体能力で上回れている選手にCOJBは非常に弱い。
また、個々が基本戦術として各ポジションでの動き方、マークのつき方などを知らない事も露呈された。

この試合の敗因をしっかりと受け止め、今後に活かさなければならない。

【2試合目キックオフ】
1試合目を思わぬ大敗を喫してしまい、選手達の雰囲気、モチベーションは低かったが、下を向いているわけには行かない。1試合間を空け、すぐに自分達の試合がまた来る。
選手達だけでミーティングを行なわせ、試合前にもう一度軽くアップを行ない、2試合目に臨んだ。

2試合目の相手は地元静岡県のチーム。1試合目の相手よりも身体能力でかき回してくる選手はいなかったが、自分達のミスをつかれて先制点を許した。
1試合目のようにそのままずるずると点を取られてしまうかと思ったが、1点を返し、同点とした。その後も同じような試合展開で、1点リードされ、また追いつきという内容で、そのまま引き分けで終わるかと思った後半、3点目を許し、なんともう1点たたみかけられてしまい、結果は2ー4の大敗。

1試合目に引続き、同年代の相手に負けを喫してしまった。2試合とも負けるような相手ではなく、自分達のミスに大きな原因があると感じた。個々のミスもそうだが、マークのずれ、動き方、試合の運び方等にも原因はある。
夜のミーティングではこの当りも含めて話をしていきたいと思う。

【宿舎へ】
4時前にはCOJBの今日の試合日程は終了し、結果は予選グループリーグ3チーム中、3位。すでに決勝トーナメントには進出出来ない事は決まっていたが、これも現状の結果。この状況を受け止めなければならない。
試合後、宿舎の方へ全部の荷物を手持ちで運んだ。宿舎までは歩いて10分程。主催者の方が車を出してくれるとの事を言ってくれたが、これも自分達の修行と思い、大きな荷物を抱えて歩いて宿舎へ向かった。
自分の荷物だけでなく、クラブの荷物もある為、何もなければ10分かからない宿舎までの道のりでも、20分近くの時間を要した。宿舎に着いた頃には汗が流れ出てくる状態であった。
受付にてチェックインを済ませ、宿舎での注意事項、今後の予定などを伝え、部屋へ移動した。
選手達の部屋は2部屋をつなげた形で28畳程の和室。コーチ陣の部屋は選手の部屋と同じ形で、部屋と部屋を仕切板で区切られた形で、隣の部屋(隣も別のチームのコーチの部屋)の声が丸聞こえ状態。部屋に戻って来るなり、ビールの缶を開ける音が響いてきた。(苦笑)

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【お風呂タイム】
COJBの予定されていた試合が早く終わったこともあり、他のチームはまだ試合を行っていたので、貸切状態で利用することができた。
しかし、利用できるからといって、だらだらさせるわけにはいかない。
大きな浴槽が2つと、シャワーが計30ぐらいあり、COJBの選手全員まとまって入れる広さだったので、順番待ちをする必要もなく、1人5分程度であがってきた。

【夕食】
シャワーのあとは待ちに待った夕食タイム。バイキングスタイルの料理で、10品程の料理が並んでいた。
今野コーチに注意をされた選手もいたが、均等に好き嫌いもなく、また、食べたいものばかり取っている様子もなく、それぞれ食事をとっていた。

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【ミーティング】
夕食後、少し休憩時間を挟み、20時より2時間程ミーティングを行なった。ミーティングの内容は今日の試合について。
選手達からはこんな意見が出た。
「パスが回らなかった」
「シュートが打てなかった」
「湘南戦では1人でドリブルで持って行かれた」
「負けている時の声がなかった」
といった事を選手達は感じたようだ。実際に全てあてはまっていた。この日2試合行なったが、パスを回す事が出来ない為、結局相手に簡単にボールをあげてしまう。パスで繋いで行けないので、当然シュートチャンスも少ない。2試合合計のシュート数は10本にいっていない。前線のWもハーフラインよりも下がって来る事が多くなってしまい、いざカウンターで攻め上がっても体力に余力がない為、フィニッシュまで行く事は非常に難しかった。
また、ディフェンスラインのコントロール、サイドの選手の動き方を理解していな選手が多く、全員が中央によってしまっていた為、パスを繋いで行くということは非常に難しい。

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今日の試合であからさまとなった個々の選手達の動き方、個人戦術について作戦ボードを使いながら説明し、チームとしての形を再確認した。
明日の試合が楽しみだ。

【就寝】
炎天下の中2試合行なった疲れなのか、ミーティング中からうとうとしている子もいた。さすがに、コックリしている選手はいなかったが、数人の選手は目を真っ赤にし、目を開けているのが辛そうな子もいた。(笑)

明日の試合に備えて、しっかりと休息して欲しい。

【2日目の朝】
起床時間にはほとんどの選手は起き、準備をしていたが、Sはまだ寝ていた。もちろん今回も恒例の落書きをさせて頂いた。もともとこの選手はリアクションが大げさではなく、いまいち盛り上がりに欠けるのだが、そこがまた面白い。
落書きを終え、少し体をゆすって目を覚まさせたが、まだボーっとしているようで、顔を洗わせに行かせた。普通なら鏡を見た瞬間、リアクションをとるが、この選手は「オッ!」と一言言っただけで、何事もなかったかのように部屋に戻り、こっちが何も聞かなければそのまま流してしまいそうな様子だった。
選手が笑い転げながら声を掛けると、「顔に落書きされました」と何食わぬ表情で話し、全く怒る様子もなく、いつものようにボーっとしたまま、準備をしていた。

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【朝食】
朝食も夕食と同様バイキングスタイルでの食事。朝食には十分すぎるほどのメニューで、午前中はすぐに試合時間が迫っていたため、逆に食べ過ぎないか心配だったが、それぞれ考えて食事していた。

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【3試合目、4試合目キックオフ】
昨日の試合で2敗となってしまったため、予選リーグは結果3チーム中3位。そのため、決勝トーナメントには出場することは出来なかった。
下位リーグとして各リーグの3位どうしでのリーグ戦が行われ、午前中に2試合行われた。
大会3試合目は所沢ジュニアユース、4試合目はFC湘南Cとの対戦となった。
結果からすると2試合とも4−0での勝利。試合内容も昨日とは打って変わってサイドを広く使ってのサッカー。攻撃はWを起点に、中盤はDを起点に、ディフェンスラインはFを起点に非常に面白いサッカーを展開。
昨日の夜のミーティングのかいもあり、個々がそれぞれの動き方を修正できた様子だった。
1日目の試合ではどういうわけかFは最終ラインでツルツル滑りまくり、挙句の果てにはそこから失点をしてしまう場面もあったが、この日の試合ではすべる様子もなく、最終ラインで安定したプレーを見せてくれた。

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【練習試合】
お昼を会場にてお弁当を食べ、1時間弱の休憩。休憩といっても日陰のエリアは限られており、体を休める場所はなかったが、それぞれ試合の疲れを癒した。
午後からは他県のチームと練習試合を行わせてもらった。相手は愛知県にて活動をしているアクアJFC岡崎。試合の結果からいうと7−0の圧勝。攻撃陣が機能し、Sはハットトリックを見せる活躍。昨日の試合でもそれぞれの動き方が噛み合えば決して勝てない相手ではなかったが、その悔しさをのように点数を重ねた。
試合には勝てたが、同時に欠点も出た。シュート20本近くも打ちながら、7点しか決めることが出来なかった。相手チームも2試合の疲れか、動きに疲れが見えており、終始COJBペースでの試合ではあったが、得点を重ねた余裕なのか、ゴール前でのミスが多かった。

試合終了後にはこの日誕生日を迎えたFにCOJB恒例のお祝いをした。

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【宿舎への道中にて】
午前中2試合、午後1試合を行い、4時頃には会場を出発し、宿舎へと戻った。
宿舎へと戻る道中、こんなことがあった。宿舎から試合会場までは歩いて10分かからない距離なのだが、車での移動ではないため、道具を全て持って移動しなければならない。中には4人かかりで持たなければならない重たいものもあり、自分達の荷物+α持って移動しなければならなかったのだが、当然軽いものを選んでスタスタと宿舎へ戻ってしまう選手が多かった。
重い道具を運んでいる選手は普通に歩いて戻るよりも当然歩くペースも遅く、試合の疲れ、猛暑ということもあり、宿舎に戻るまでに時間がかかる。
自分から楽な道を選ぶ者、厳しくつらい道を選ぶ者、この辺を見ることが出来、宿舎に到着後、今野コーチから話し合いの場がもたれた。この話しの内容は夜のミーティングでも同じテーマで話し合った。

【シャワータイム】
今野コーチからの厳しい話しがあったせいか、選手はみな静かにシャワーをさっさと済ませたようだ。まだ湯船が使える時間ではなかったため、シャワーのみとなったが、汗を流すには十分。試合の疲れもあり、選手達はみな静かだった。

【夕食】
夕食は前日と同じようにバイキングスタイルの食事。メニューはまったく違うもので、肉類、野菜類、パスタ類、ご飯など栄養もしっかりと考えられた食事だった。
昨日と大きく違う点は選手達の雰囲気だろう。(笑)
帰りの道中、試合の疲れなどでぐったりしている様子だった。

【レクレーション】
夕食後、選手達の疲れも考慮して1時間程度自由時間を挟み、ミーティングの時間を設けた。しかし、ミーティングをそのまま行っても良い雰囲気ではないと考え、間にレクレーションの時間を設けた。今日の試合のご褒美ということで今野コーチから選手達にアイスの差し入れがあり、またこの日誕生日を迎えたF選手にケーキのプレゼントまであった。
しかし、このままFだけがそのままケーキを食べても面白くないということで、急遽ロシアンルーレット一発芸大会が行われた。フォークを回転させ、先が向けられた選手が一発芸を行い、ウケればケーキを一口食べれるというもの。もちろんコーチ陣も参戦! 結局はコーチ陣も含めて全員行ったが、人前でパフォーマンスを出来る選手が多いことに正直驚いた。恥ずかしがって何もしない選手もいると思っていたが、面白い、面白くないは別として、個性をそれぞれ見ることが出来た。中には的外れの選手もいたが、それはよしとしよう。(苦笑)

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【ミーティング】
レクレーションを挟み選手達の気持ちもリフレッシュしたことで、表情からは昨日、今日の疲れを見せる様子はなかった。
そのまま今日のミーティングに入った。まずは今日の試合について。練習試合を含めて猛暑の中3試合を行い、3試合とも無失点で勝利を収めたことは評価できる。しかし、昨日の試合で負けていては意味がないし、例えこの大会で優勝できたとしてもみんなが目標としているものに近づいているかどうかはイコールにはならない。個々が試合の中でどんなパフォーマンス、違いを見せることができるのかが重要。
そのためにはそれぞれがもっと意識を高くし、色々なことを考えていかなければならない。
夕食前に今野コーチからも話しがあったことだが、これから先、色々な壁がくるし、選択も迫られる。そのときに自分達はどんな道を選ぶのか? 平坦な道? それとも苦しい山道? その選択で人として大きく成長できるが、楽な道ばかり選んでいればそれなりの結果しか得ることはできない。ましてやみんなが目指しているプロサッカー選手になるためには、自分の限界以上の事に常に挑戦しなければならない。
自分達が後悔したくない!と思うのであれば、自分から苦しい山道を選ぶことも大事ではないかということを今野コーチから選手達に伝えられた。
私(平野コーチ)の経験談からも選手達に話しをした。今思えば、自分が学生だった頃に必死に練習していたかといえばもちろんしていた。高校3年の頃から真剣にプロ選手に憧れ、卒業後にはなんとかブラジルに行き、成功を収めたいと考えていた。しかし、現実は甘くない。これまで自分が歩んできた道はごく普通の道。18歳になってから意識を変えようとしてもそう簡単にはいかず、自分の甘さを痛いほど知らされた。なるべく早い年代で意識を高く持ち、プロ選手になるために必要となる技術を磨いていかなければまず無理であろう。サッカー選手の寿命は早い。となれば、自立、社会に出る為の考え、意識も10代半ばで要求される。普通の社会人が大学卒業後に今後の人生を考えても定年まで40年近くあるが、サッカー選手はどう頑張っても30後半まで。自然とサッカー選手になるための見極めも早い年代で行われる。だからこそ早い時期での決断が重要となる。

選手の中にはすでに今後の人生を具体的に考え、努力を積み重ねている選手もいれば、まだまだそこまで追いついていない選手もいる。
自分が本当にプロ選手として成功していきたいのであれば、自分の考え、意識を変えていかなければ絶対に成功しない。
まだまだ人に動かされていることが非常に多い。自分で考え、自分で行動する習慣を身につけて欲しい。

【3日目の朝】
昨日のミーティングは11時ぐらいまで行っていたので、寝坊する選手もいるのではないかと5時40分頃に選手の部屋へ覗きに行った。
しかし、すでに起きている者、何かメモを取っている者など、全く心配の必要がなかった。恒例の落書きも出来ないぐらい、選手達は朝から機敏に行動していた。
この日は非常に予定がつまっており、午前中の間に試合もチェックアウトもしなけれならず、各部屋の掃除と荷物の移動も全て行わなければならなかった。
朝食をさっさと済ませ、それぞれ部屋の掃除、荷物の移動をてきぱきとこなし、9時にはスムーズにチェックアウトすることができた。

【下位リーグ決勝戦】
11時より下位リーグの決勝戦となる試合が行われた。相手はコンフィアール町田ジュニアユースである。
昨日の試合でそれぞれ自身をつけたのか、非常に動きもよく機能し、終始COJBペースで試合を進めることが出来た。今回の5試合の中で一番機能していたと思う。
サイドからの攻撃、中盤でのパス回し、ディフェンスラインの安定性、キーパーの声掛け。
もちろん、まだまだ修正点も多く、パーフェクトには程遠いが、この遠征で各選手共に自信をつけたようだ。
試合結果は3−0での勝利。昨日に引き続き、今日の試合も無失点で抑え、試合に勝ったということは評価にできる。
大会の結果的には満足の行くものではなかったが、初日の2試合以外は無失点で抑え、勝利したことは今後に繋がる結果となった。

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【シャワータイム】
昨日のミーティングでの話しがあったせいか、グランドから宿舎までの道のりでは一番重たい荷物を全員が持ちたがり、軽いものを持った選手は不服そうな顔をしていた。普通であれば逆なのだが、非常に面白い光景である。(笑)
しかし、それでいいのだ。COJBジュニアユースは他とは一緒ではいけないし、個々の意識は違っていて当たり前。
中にはさっさと宿舎に荷物を置き、走って次の荷物を取りにくるメンバーもいた。自然と協調性も身についたようだ。
試合の汗、移動時の汗もあり体はベタベタだったが、宿舎の方の配慮でシャワーを利用させて頂ける事となり、全員さっぱりすることが出来た。
シャワー後、バスの到着を待つ間にお弁当を食べ、宿舎の方へ全員でお礼をし、バスが到着後、宿舎をあとにした。

【帰りの車中にて】
帰りのバスに乗った瞬間、疲れが溜まっていたのだろう。すぐに寝てしまう選手もいたが、小林コーチから起こされ、今回の遠征での感想を1人1人にコメントしてもらった。
大半の意見としては「今回の遠征で自分の将来についてしっかりと決断をしなければならない」という内容の意見が多かった。大会の結果に満足の行く選手は誰もいなかったが、それ以上に大事なこと、今後選手達が高い意識を持っていく上では非常に良い遠征となったのではないかと思う。

【解散】
多少渋滞にはまったが、予定よりも早い時間に到着し、16時頃新羽駅にて解散をした。
今回の遠征に唯一小学5年生で参加した選手は猛暑と緊張感のため、体調を崩し、1日目の試合にわずかな時間しか出場できなかったが、非常に良い経験になったのではないかと思う。
今回の遠征を今後の人生に活かし、さらなる向上を願う。

【遠征を振り返って】
COJB代表 今野英一

今回の遠征は一言で言い表しますと「けじめとメリハリの習慣を」がテーマでした。
二泊三日の期間、総ての時間を無駄なく過ごすこと。厳しさの後には、楽しいこともやってくる、そしてその楽しさは一瞬にして過ぎ去りまた試練がやってくる、これが今後男として生き抜いて行くための人生日々のサイクルであるということを小さい頃からサッカーという好きなことから学びとっていって欲しいという強い願いが込められています。
そういった意味では、散々炎天下の中で動いて肉体的疲労がある中を知った上で、ミーティングを数十分でもする。食事した後、本当は休息の時間を取るのが通常の中、子供達はそれぞれ持参したノートに反省などを書き、夜のレクレーションで発表していました。
「何て従順な子供達なんだろう」と思います。何十チーム参加していたかは定かではありませんが、相当の数の中、こんなにフルに時間を利用したチームは他には無かったのではないか?というくらいに時間を有効に使って貰いました。
COJBインファンチウは全員が一体化していくための兆しが少しずつできています。
決してうちわだけで満足しているものではなく、外にもそのような姿勢を発信していけるよう心掛けていきたいと思います。
今回、色々なテーマでミーティング&レクレーションを行いました。その例を一つ下記に記します。
今回、このような遠征にご賛成を頂き、お子様を送り出して下さいました保護者の方々にも大変感謝しております。引き続きご支援のほど宜しくお願いいたします。

テーマ「人生の決断をする」
「サッカー選手になる」こんな夢を持つ少年も少なくない。今回大会に来ている少年達に「将来の夢は?」と聞いたら大半は「プロになりたい」と答えるでしょう。COJBの選手達もその例外ではありません。
しかし、もし真剣にその夢に近づこうと思い一歩踏み出すのならば、具体的な行動、決断をしていかなくてはなりません。
プロを目指したい人間に対して、もし国内でプロになる場合、単純にJ入りする枠は僅か1000人にも満たしません。
その内100名近くが外国籍選手の枠としてとられます。
もし今回この大会に来ている少年達が全員COJBの選手達と同じようにその道を目指す場合、狭いプロの門をくぐるために、それなりの具体的な行動をしていかなければならないのです。
そして早期の人生の決断をする必要があり、決断をしたらその決断に沿って生活していく事。
これがより具体的であるという事です。
今回のミーティングでは、皆一度に目指す道はプロと答えました。
発するのは自由、誰でもできます。
では一体どのような意識を持てばそれに近づくか?の質問に関してはあまり具体的な返事は返ってきませんでした。
それはそうだと思います。プロに近づくための最低限の姿勢などこの日本で教育される術は見当たらないのですから。
ただサッカー以外の種目では、「プロ」というよりトップアスリートになるための修業はこの日本でもだいぶ昔から行われていますよね?
スケート界、体操、水泳など子供達はオリンピックで金メダルを取るために早期から決断をし、それに応じた指導者と環境で意識を高め、人生の決断をするのです。
ですから当然のごとく生活はすべてそこへ注がれます。
100名プロ志願者がいて、そこから頭一つ出る人間になるためには、普段からそこに力を注ぐ、具体的な言動、行動が変わらない限り、けっして頭一つ出る事はできません。
COJBの円陣で誓いあう言葉で「um por todos , todos por um!!」要は「一人が皆のために、皆が一人のために・・」が一つにあります。
これは本場ブラジルのチームの下のカテゴリーからプロまで誓う言葉として存在します。
今回の遠征合宿、選手にとっては一つの大会に参加して試合をするという目的があったと思いますが、COJBにとっては、試合は付属品という考えで一番の目的は、僅か2泊3日で何がチームにとって、また個々に必要なのであるか?という事を少しずつ知っていく合宿でした。
ですから、試合前、後もひたすらグランド外での学習、修業が存在するのです。
単に試合して、勝った負けたは現時点での本人達の満足感、自己満足でしかなく、何か選手にとって本当の良い経験であったのか理解し得ないものになってしまい、その理解し得ないものに、「チームの合宿だから・・」と、保護者の方々が資金を投じるのが普通になされていたらCOJBは今後発展しないでしょう。2泊3日の内容をこと細かく子供達から報告があったのでは?というのは、少々過剰な期待でしょうか?
ならば私達が今回どのような目的でこの2泊3日に臨んだかをご報告させて頂きましょう。

試合会場から宿舎までの距離おおよそ7〜800mぐらいでしょうか。
今回COJBはマイクロバスを横浜⇔静岡間を往復するためだけに借りました。COJBの車を持っていかず、チームの荷物は選手達の手で運ばれました。
中には大きく重い物、小さく軽い物がある。炎天下の試合で疲れきった体で誰も大きな荷物へ行きたがらないのはわかる。
ただ中には自ら進んで重い物へ行って運ぼうとしている選手もいる。
なるべくその状況から逃れようとアクションを起こす者もいれば、最初から軽い物に行こうとする者もいる。
そんな楽な道を歩もうとする選手を見て、夕食後のミーティングとは別に臨時で夕食前にもミーティングを開きました。
そしてこの意識は社会人として道を歩む時も役に立つと思います。
その道のプロ、職種は変わっても、若い頃に培って来たプロ意識は、社会でも活かされる事でしょう。
より意識を明確に具体的にこの年代から植え付けていくことで現時点での行うサッカーのレベルも他のチームの選手とは違ったものになるのは明快です。
このような内容をテーマに皆で話し合いの場を設けてきました。
ご協力ありがとうございます。             

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posted by インファン at 12:37| 神奈川 ????| Comment(3) | 2007年8月遠征合宿報告