4月からジュニアユースの新参者という立場で我々は参加する。
何をここでスタッフを含め全てのメンバーが何を学習し、或いは何を周囲に伝えることができるのであろうかと今から楽しみで仕方ないのだ。
試合の週の準備、前日のコンセントレーションから当日、試合会場まで来る途中、会場に現れた時、試合直前のアップ、試合、試合後、試合後の帰り道、自宅で一々意識していたら項目を見て想像しただけで細かく面倒臭そうでしょ。
トップの選手の試合の入り方視ていてもよーく判る。一昔前のトップチームの寮に住んでいる選手がこんことを口走っていたことがあった。トップチームの選手にも寮組み、通い組みというのがあり特に寮の選手は「通いの連中と同じ気持ちで絶対に試合に来るなよ!!」っていっていたのを思い出すよ。
何故かって?寮の選手は全部一人で準備している。自分のことは全部自分でやっているのだ。
だから当然、意識も高く試合に対しての臨み方も大いに違うはずということである。
寮組みの意識はいつしか一人のリーダーによって高いものになっていた時代があった。
ジュニアユースは、少年サッカー時代とは違い、ますます親との分離になる。従って、車で送迎なんていうことはめったになくなるはず。ただ後部座席にポケッとしていても試合会場に着くスタイルであれば、セルフコントロールが出来ていない、選手達、送り迎えに慣れている選手達は直ぐに自ら頭を切り替えて
試合に向けて闘いモードになれるはずがない。
考えても見て欲しい、朝もしかしたら自分で起きられない選手がいるとしよう。まずお母さんに無理やり起こされて、寝ぼけ眼で顔を洗う。何も考えなくても食卓に朝食が置いてある「あんた試合でしょう?早く食べていくわよ!!お母さん車のエンジン暖めに行くから・・・」なんていう光景が。
そのモードにはこれから相手と勝ち負けを争う、身体をぶつけ合う闘争心の欠片も養われていなく、お友達と遊びに行くモード、家族でお出かけをしに行くモードと一緒である。この時点で「けじめ」「メリハリ」の習慣、または「切り替えスイッチ」がオフになっていることが目に見えるものだ。朝起きてから試合会場に着くまで下手すれば着替えて歯を磨いて、トイレを済ませれば黙っていても試合会場に着いている。そこには頭を活性化させる、気持ちの準備をする環境なんて微塵もない。
こんな選手の集まりは、グランドへの現れ方、アップのやり方で既に負けているのだ。
最初から闘えるわけがない。短い試合時間の中、最初から自分達のペースを握るのは、アップのやり方以前の姿勢が大切となる。
何も最初から最後まで硬くなるというものではなく、要は「気持ち切り替えスイッチ」さえできれば後はそのスイッチを押すだけなんだ。ただ工事するのを忘れて、スイッチを付けないでいたら、いつまでも闘いモードにはならない。
要は闘うべき時間帯で最大限に闘える気持ちが備わっていればいいのだ。それがないと、前半から相手の気持ちが上回り、当然相手ペースで試合が運ばれ、失点にも繋がる。
どこのチームも実力は紙一重ならば、そのようなチームの頭一個でるには技術面云々ではなく、個々のハートの準備しかない。試合直前には気持ちが最高潮に達していなくてはならない。
そういった意識をこの年代から習慣にしていくことが重要になってくるはず。「既に試合は開始している」というのは一体いつから始まっているのであろうか?レフェリーが笛を吹いた瞬間なのか、それとももっと前なのかだ。
和気藹々とした雰囲気も嫌いではないが、けじめのない、なあなあの雰囲気は大嫌いであり三文の得もないと考えるので、ハートの準備は大切にしたい。
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