2007年06月15日

生ぬるい環境では戦う戦士は生まれない。

雨の中のぬか漬け状態で行ったトレーニング。
それは、グランド全体を使った選手対FC選手2名+コーチ1名の1対1である。

天候悪し、グランド悪し、寒さもあり、ドロドロ状態後に足を洗う水道もなし、おまけに相手は3人と言えども大人。

ただ、今のインファンのメンバーには最高のシチュエーションが整ったというところ。残念だったのは、全員参加の練習ではなかったということ。

「最高のシチュエーション?」普通なら最悪というだろう。
でもここCOJBでは一般的にいう悪条件は全て逆の発想として捉える。「最悪だから最高にいい環境である」となる。

はっきり言って「温室の野菜」すぎる。甘っちょろい。
多分普段の生活からそうなのだろう。大目に見れば仕方ないかな?まだつい最近まで小学生であったのだから。
ただそんなことをいって居られるのも今のうち。

選手はGK含めて9名。コーチチームはGK無し。
ルールは簡単、どっちかが10点先に決めたら勝ち。これを2セット。本日は完全1対1で唯一GKがついているというもの。
他の選手が手助けすることもなかったのでサシ勝負になる。

コーチチームに対して普通に許されることは、コーチの足を蹴ること、シャツを引っ張ること、身体に抱きつくこと、思いっきりぶち当たることぐらいかな。急所を狙う以外は全てOK。
中には背後からコーチの短パンを引きずり降ろした選手もいた(笑)
勿論、捕まえようとしてそうなっただけだと思う。

いずれも正規の試合やどこのチームの指導者もこれを物凄く嫌い「汚いプレー」としていることが普通とされる世界。
日本サッカー協会が掲げているスローガン「フェアプレー」に全く反している(苦笑)

確かに汚いよね。でもね、相手は大人だよ、綺麗事並べて勝てる相手じゃない。腹も出ていない現役の選手相手だもの。
私は引退したが、COJBの中では引退していないのであしからず。

こんなことが許されているのに、当たりに手ごたえがある選手は僅か2名足らずか。でも彼らの範囲では一生懸命やっているのだと思う。
凄いよ、中には泣きべそ寸前で歯を食いしばって抜かれても必死で追いかける選手、コーチからボールと遠い方の腕でブロックされ何回も弾き飛ばされても立ち上がり、また奪いに来る選手。

嫌なコーチ、いじめの世界では「いたぶり」に近いかもしれない。
ゴール前までいったら、またフィールドとGKにボールを追いかけさせてもう一度獲りに来させるようにわざとゴールしない。
当たりにビビッていたり、諦めモードの選手には特にそうした。

グランドのぬかるみに足を取られ、折角一度大人を抜いても、また直ぐに追いつかれてまた奪われる。今日ほど相手ゴール遠く感じる日はいままでなかったのではないのか?というくらいゴールが遠かったはずだ。ツルツル滑り、吹き飛ばされ、更に走り、タックルをくらい、はたから見たらただの「いじめ」にしか見えないとおもうくらい。

どうやったら大人からゴールを奪えるのか待っている間考えたのかな?1人だけ一度浮かしてからコーチの頭上を越えさせてゴールしようと試みた選手がいたけれど、リフティングも失敗に終わっていた。

まともに正面から勝負したら勝ち目がない場合、どうすれば勝てるのか?を考えるずる賢さが日本の子供は必要だ。馬鹿正直すぎる。

結果そのリフティングをしようとして失敗した選手がコーチを外してすぐシュートしたものがゴールを割った。しかし、それが唯一の得点で結果は20−1であった。

「本当にコーチ陣を打ち負かそうと思ってプレーした者?」と質問したらゼロ人であった。やっぱり最初から「大人相手だから・・・」と諦めていたんだな。そんなことでは「Jチームの下部組織のチームと同じ土俵に立ったら足がすくんでしまうな!!」と一喝。

まだ目が覚めていない。夢を見ているプロの世界はそんな夢の空想の世界ではない。サッカー先進国のブラジルの同年代の選手がコーチと同じ土俵に立ち、激しくぶつかり合うトレーニングをしているか?とえばはっきり言ってしていない。する必要もない。

何故なら嫌がおうにでも厳しい競争から這い上がってこなくてはならない環境だし、貧困から脱出できる唯一の手段であるから、おのずと人をけ落とさなくてはならない世界で勝負している。
しかし、この日本は違う。サッカーの国ではない。
残念だが強くなるシチュエーションを人工的に作りださなくてはならない国だ。

ただ根性、根性と走らせるだけであればボールへの執着心は身につかない。そして同年代同士の戦いほど強さが身につかないものはない。
だから常に年上に勝つ気持ちで戦うのだ。

ホビーニョもイングランドのルーニーもデビューしたのは16歳だ。
勿論技術的にも半端ではないが、それよりも打ち勝ちたいという気持ちが尋常でないから大人に加わっても物怖じせずできる。
要は既に度胸が座っているということ。

日本人の場合、技術やフィジカルで劣っているのに唯一勝てる気持ちをなくしたら勝ち目がなくなってしまうでしょう?

「やる前から負けている」そんに光景は日本の底辺を見ていると直ぐにお眼に掛かれる。指導者自身も既に負けているの。
「胸を借りて来い!!」エッ?謙遜でもそんなこと選手に言わないよ。絶対に。

結局何をやっても気持ちがなくては何もできない。
恰好がいいドリブル、フェイントなんて要らないよ。まずは強い気持ちを養うことだ。強い気持ちが技術にもなる。

強い仲間意識もできる。到底かなうまいとされる大魔神を協力して退治する話はどこにでもある。人は厳しい環境では団結できる。
鬼コーチをやっつけるためにね(笑)

普段の生活で紳士に振舞える。争う場所、存分に発散する場所を持つ人間は外で暴れようとは思わないはず。
へとへとだから家庭でも大人しく振舞える。家庭が憩いの場であっていい。学校でへらへらして、サッカーでへらへらして、家でもへらへらしている人間は一体どこで生活のメリハリをつけようというのだ。

だから、ここだけは厳しい環境、闘える環境であって欲しい。

新田で特別クラスの選手達にゴールされて負けても平然としている神経はプロの神経ではないということを伝えておこう。

やれば絶対にできる。頑張ろうぜよ!!
posted by インファン at 00:56| 神奈川 ?J| Comment(0) | お知らせ