試合で、負けて反省するよりも勝って反省するというのは割りと気持ちが良いものだ。ただ勝って本当の意味で反省するのは中々容易なことでもない。
指導者から「勝って反省」といわれても、勝利に浮き足立っている選手の気持ちは中々納まるものではないね。
本日、U13リーグ戦で7−1と勝利し選手達は嬉しそうであった。
勝利したということはとてもいいこと。しかし、プロを将来視野にいれた時は、手放しで喜べるものでもないのだ。
個々のパフォーマンスを振り返ると、現在我々が上で通用するプレーを掲げ、トライした時に、強い相手は既にそれを個々に兆しとしても持っているとしたら、持っているもの同士の戦いになった時、果たして勝てるであろうか?と感じるものである。
幸い、地域のチームが個々にまだ持っていないから通用しているというケースでは本当の意味では参考にならないことを選手達には早く気付いてあげさせたい。
自分達よりも早く、例えば身体全体でボールキープする術を知っているチームから自分達はいち早くその選手達からボールを確保することができるであろうか?
1つ1つのプレーの精度が卓越しているチームがU13レベルであったなら、そのチームと初めて対戦して、それを上回ることができればまたそこで躍進の確認のして、また反省である。
実際、自分がプロレベルに近付く用のサッカーができたのであろうか?1コマ1コマを思い出して分析していく習慣を身につけて欲しいと願う。ヘディング1つにしても走り方1つにしてもである。
勝ったけれど、個々にプロとしてはどうであったか?
具体的に目指せるためのプレーをできたかどうか?を考えね習慣が必要だ。夢だけを語っても、U13では既に具体的でなければ、世界になんて到底近付くことはないというと。
その辺の地域チームに勝利してニコニコしているようでは先は見えているものだ。物事は常に具体的でなくてはならない。
試合に臨む前の姿勢はどうであったのか?前日の精神コントロールはどうであったか?試合後はどれだけ意識できたであろうか?
色々な意味で課題は大きい。
『格の違い』を見せて勝つにはほど遠い試合内容と見なくてはならない。コーチは試合後に1つ1つの選手のプレーを思い出し、「あの選手のあり場面のプレーはプロのミニチュア版で、中々素晴らしい」とか「あのプレーは全然上では通用しない」という振り分けをして、始終首を傾げる必要があった。
「商品」育成する上ではチームの勝利だけを見て喜んではいられないのが本音なんだ。まずは地域のチームとやり、確実で具体的な個々の勝ち方をしていかなくてはならない。そしてJの下部チームともやり確実に勝って行き、海外のチームとも闘いに挑みアピールしていく。
これはまずチームとしての勝利というよりも、各選手個々の闘いで勝利していくということ。そんな段階を見ていても、多少のほんの一場面の『兆し』を少しでも見せてくれればスコアが1−0でもいいんだ。その経過であるのだから。例え10−0であっても、個々のプレーがそれに近付くものでなければ、10点の意味はそう大きくない。
相手が10点くれただけの試合では将来に向けて具体的ではないと判断する。だから手放しで勝利できないのが日本の底辺の現時点でのレベルだと思う。地に足をつけて着実に上り詰めることが大切だと選手達には徹底して伝えたい。
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