2007年07月12日

県トレセン選考会を視察して

普段はスクールのブログにてジュニアユースについても書いてきたが、今日はこっちのブログに書き込みをしたいと思う。

今日、神奈川県全地域のトレセンから推薦されてきた選手による県のUー13トレセン選考会が行なわれた。COJBの所属選手の中からも1人の選手がこの選考会へ推薦された。

会場に行ってみるとUー14の選手達もおり、合計で100名以上の選手達が集まっていた。
Uー14の選手達はすでにトレセンに選ばれていたメンバーのようで、全員が神奈川県サッカー連盟のエンブレムを胸につけたユニフォーム姿だった。この時点でUー13、14の県内屈指の選手達が集まっていたので、どんなプレーが見れるのか楽しみでもあった。
選考会はゲーム中心で、Uー13、14それぞれ8人1チームで5チーム、1チーム15分で2試合の形式で行なわれた。

全体的に率直に感じた事は個々のレベルは非常に高い。もちろん、細かいとこの修正点は多くあるが、それなりのサッカー経験、練習をしてきているように感じた。
私が中学生の頃と比べたら比較にならないだろう(苦笑)
COJBの選手もUー13に参加している事もあり、Uー13の試合を中心に見たが、残念な事にゲームの中で特徴的な選手は数人しかいなかった。
先述したように、全体的にレベルは高く、それぞれのチームであればみんな目立つのだと思うが、面白いプレーをしている子は数人しかいなかった。Uー14の方もそれは一緒。

何故、試合の中で目立たないのか? 人と違ったプレーでないのか?
答えは以外とシンプルだ。顔がほとんどあがってない為、プレーエリアが非常に狭い。また、遠くを見ている選手が非常に少なく、サイドチェンジを見たのは1、2回程度。顔があがってない証拠だ。もちろん、受け手にも問題はあるが、受けてさえもボールのある方しか見ていない為、自然と中央によってしまう。
以前、サンパウロFCのUー13が日本に来た際に見たサッカーとは全く違っていた。彼等はグランドを広く使う事と、狭く使う事を上手く切り替えていた。ということは、イメージ、指導者の指導の仕方次第で、日本の子供達もできるはずだが、県レベルであってもばたつくシーンは非常に多かった。

この顔が上がらないというのはこれまでの癖であり、小中学生年代で修正しなければならない事の1つだと思う。この癖は非常にやっかいだ。「対人プレーが苦手」「ボールを守ろうと必死になる」「リフティング好き」など、これらの要素全てが下を向いてしまう原因ではないかと思う。
もちろん、このレベルぐらいになれば自分の周りぐらいは見えているので、なんとかパスを繋ぎ、簡単にミスはしないが、やはり遠くが見えていない。狭いとこ、狭いとこでプレーするため、自然と慌ててしまう。
広いとこに一度振り、一旦プレーを落ち着かせたと思わせて、一気に攻撃をしかけるなどのプレーは残念ながらほとんど見られなかった。

また、以前のトレセン練習会でも感じたことだが、やはり対人プレーは苦手なようだ。特に相手を背負ってのプレーに加え、体の入れ方、相手と競り合いながらのボールコントロールが非常に雑だった。
決してひいき目でなく、COJBの選手はきっちりと相手の体の中心をブロックしているため、簡単にボールを奪われる事がなかった。他の子は中途半端に体を入れているため、簡単に奪われてしまう。
相手と競り合いながら、自分のもとへ来るボールに向かってのコントロールはほとんどボールが落ち着くことはなかったように思う。

Uー14ともなると体も大きくなり、170近い子も多く、スピード感もあるが、内容的にはUー13と変わらない印象を受けた。
また、ゲーム後にUー14はキーパーの選考の為か、シュート練習を行なっていたが、これには絶望した。
10人以上のキーパーがおり、中には180近い子もいたが、誰一人気迫が伝わってこなかった。誰一人声を出す子もいなく、「声を出しては行けない」というルールだったのかな?と思うぐらい声がなかった。
体は大きく、試合中では多少声を出している子もいたが、最後のシュート練習では全く気迫すら感じられなかった。
しかし、技術的には非常にいいものを持っていると思う。キーパーに関しては専門的にはわからないが、これまでにCOJBトップチームの何人ものキーパーを見てきているので、なんとなくはわかる。

技術が高いのに、大切な部分が欠けているのはなにもキーパーだけでない。フィールドの選手にしてもそれは同じ。
今日の選考会に来ていた選手達はみんな上手だ。技術レベルもそこそこ高い。しかし、日本のサッカー界の現状からすると、このレベルの選手達の10年後は「上手かった子」で終わってしまう子がほとんどではないか?
実際、COJBで現在中卒ですぐにブラジルに渡り、修行している選手がいるが、彼はすでに公式戦に出場し、得点を重ねているようだ。
実際、ブラジルではプロ選手としての門が広く、カテゴリーも幅広い為、プロ選手としての経験を積む事が可能だ。
今日のトレセンレベルの選手であれば、ある程度の基盤があるため、もっともっと経験を積ませれば非常に将来が楽しみだが、日本のプロサッカーは門が狭く、非常に難しい。「プロになりたい!」と真剣に望み、ひたすら練習に明け暮れても、中々困難でしょう。
ブラジルでは事実力さえあればなんとでもなるが、日本では実力+αが必要となるので、ほんとに門が狭いとつくづく感じる。

少し話がそれてきたが、何度も書いているように、個々のレベルは非常に面白いと思う。あとは苦手な部分をどうやって克服して行くかでしょう。
来週、第二回目の選考会があるので、また視察に行ってきたいと思う。
posted by インファン at 00:10| 神奈川 ?J| Comment(0) | お知らせ
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